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毎日の暮らしをより上質するために整理が出来ること


by 石橋陽子

実家の整理収納

ご訪問頂き、有難うございます。

整理収納コーチの石橋陽子です。


皆様のお父様、お母様の実家に、自分の物で使わなくなった物や、捨てるには惜しいけど、

いつか使うかもしれないから、広ーい実家へ置いておこう!♪


なんて方は、いませんか?うちの弟がそうでした。


先日、弟がゴールデンウィークに帰ってきた時に、一緒に整理しました。


実家の2階にいつも弟が帰って来る度に増えて行った漫画や、雑誌類がありました。


両親はいつも気になっていて、「どうにかしたい」って、思っていたんです。


全部で段ボール何箱だろう?と数えてみると、かなりの数でした。


1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15箱思い出せるだけで、


この位。多分もっと有ったと思います。


いつか読むから、とお盆、正月、ゴールデンウィークが来るたびに、1つまた、1つと増えて行き、とうとう、15箱も・・・
持って帰るときには、1つでも、これが、チリも積もれば状態ですね。


ぜ~んぶ中を見てみると、もう、読まないという決断に。


それから、大汗かきながら括っては、2階から、外に持ち出したり、売れる物は別にしたり、取っておくものを選別したり、


そしたら、とっても懐かしい物が、小学生の時に取っていた、今ではガラクタの山が段ボール4箱。


「すべて要らないから、勝手に処分して」、と弟は言いましたが、


「物を持つと言う事は、処分するまでが自分の責任なのよ」「一緒に分けようね」

「自分の物は、自分が整理する。これが基本だよ。」


と一緒に分別しました。


弟は、終始、「懐かしー」を連呼しながら、分別を最後まで頑張りました。


すべて無くなった部屋は、とっても爽やかな風が吹き、

部屋が、「有難う」と言っているようでした。


整理した後は、体は疲れるけれど、心が軽くなります。


その後、弟と母と一緒に、母の日のプレゼントを買いに行き、


体は疲れたけれど、とても嬉しいと、母は、喜んでいました。



整理することは、体力が要ります。本当に、歳をとってからの整理は、疲れます。


母も、相当疲れていました。


出来る事なら、60歳までに済ませたいのが理想です。


田舎には、大きい家が沢山有ります。


使っていない部屋も多いので、つい、貯め込んでしまいがちになります。


しかし、今整理しないという選択は、後々の歳とった自分にバトンを渡しているという事でも有るのです。


もしくは、娘や、息子に遺産として、残したという事実になります。


年々歳と共に体力は衰えていく中、自分の物で、両親に負担を掛ける事は避けたいものです。045.gif

そして、物を整理する事は、生活を活性化し、豊かにすること、未来の自分への贈物だと知りましょう。
by seiridaisuki | 2012-05-11 13:31 | 整理収納